家の解体のやり方

どんなに頑丈な家でも、いつかは建て替えやリフォームの機会が訪れます。
解体工事を考えた時に、どのように取り壊すのかを知っておきたいという人は多いものです。

そこで今回は、家の解体工事の詳しいやり方や手順について、解説したいと思います。
解体業者の選び方などにも触れていきますので、是非参考にしてみて下さいね。

家の解体工事の事前準備のやり方

家の解体工事の前には、いくつか準備をしなくてはならない事があります。
その事前準備のやり方について、詳しく見ていきましょう。

事前調査

家を解体する前には、様々な調査を行います。
例えば、築年数が古い建物は、アスベストの有無を調査しなくてはなりません。

アスベストが含まれていた場合には、健康被害を招く恐れがあるため、専門業者による解体が必要だからです。
また、隣接する建物や道路の大きさ、位置、距離など、立地条件に関する調査も重要な項目。

条件によっては、重機が入れなかったり、養生などの設備の強化が必要になります。
このように、事前調査をしっかりと行う事で、工事のやり方や見積りなどが明確になり、スムーズに運ぶのです。

ライフラインの停止

家の解体工事の前には、ライフラインを停止しなくてはなりません。

種類 停止方法
電気 お住まいの地域を管轄する電力会社へ連絡
ガス 都市ガスなら自治体、プロパンガスならガス会社へ連絡
インターネット 加入しているインターネット会社へ連絡
電話 管轄するNTTなどの電話会社へ連絡

上記のようなやり方で、ライフラインの停止手続きを行いましょう。
停止までに1週間程度掛かる事が多いため、余裕を持って連絡を入れる事をオススメします。

ただし、水道は止めないままにしておいて下さい。
解体工事では、粉塵対策として水を撒きながら作業を行います。

その際に、水道の水が必要となるのです。
うっかり止めてしまった場合、散水用のタンクを別途用意する事になるでしょう。

その分は追加費用が掛かりますから、気を付けましょう。

近隣への挨拶

解体工事では、どんなに気を付けていても騒音や粉塵など、近隣へ非常に迷惑をかけてしまいます。
ですから、家を解体する前には、ご近所への挨拶を行いましょう。

やり方としては、業者と一緒に行く事で、工事に関する近隣住民の‫疑問に、詳しく答える事が出来ます。
その後のご近所トラブルを避けるためにも、事前の挨拶はしっかりと行いましょう

家の解体工事のやり方は?

家の解体工事のやり方

事前調査が終わったら、家の解体工事が始まります。
具体的なやり方や手順について、詳しくまとめてみました。

足場・養生などの設置

建物の解体の前に、まずは足場と養生シートの設置を行います。
養生シートとは、いわゆる「仮囲い」の一種。

工事の際に発生する騒音や、粉じん対策に設置されます。
養生のやり方や質を見れば業者の良し悪しが分かると言えるほど、実は重要なポイントです。

ボロボロの養生シートを使用して工事を行えば、騒音や飛散する粉じんで、隣家に迷惑を掛けるかもしれません。
また、足場は作業員が毎日そこに立ち作業をする所。

しっかりと組んでいなければ、大きな事故に繋がる可能性もあるのです。
解体業者を選ぶ際には、その業者の工事現場に設置してある養生をチェックしておくと良いでしょう。

家屋内の残置物の撤去

解体工事に取りかかる前に、家屋内の残置物の撤去を行います。
このやり方としては、解体業者にまとめて依頼する事も出来ます。

しかしその場合、産業廃棄物としての処分になるため、費用が高くなるのです。
ですから、地域のごみの日や粗大ごみの回収などを利用して、事前に自分で処分をしておくと費用の節約になります。

人力解体

重機を使用する前に、先に人力というやり方で解体を行うのが一般的でしょう。
家の床材や畳、窓枠、屋根や壁内部の断熱材なども手作業によって解体されます。

先に人の手でこのような作業を行う事で、粉塵が飛散する率を低くすることが出来るのです。

重機を使用しての解体

家の人力解体が終わったら、いよいよ重機での解体です。
様々な重機を使用したやり方で、一気に建物を解体していきます。

大きさにもよりますが、木造の建物であれば1日~3日ほどで解体が済んでしまいます。
重機での解体は最も危険を伴うため、ご近所への安全第一を徹底して行います。

立地条件によっては、交通誘導員などを配置する事も珍しくありません。

産業廃棄物の仕分け・運搬

家の解体が終わったら、産業廃棄物の仕分けを行います。
鉄やアルミ等の金属は、リサイクルが出来るため業者が買い取ってくれるのです。

産業廃棄物を仕分けたら、専門業者の元へと運搬されます。(業者によっては自社で処分を行っている所もあります)
解体工事で出た産業廃棄物は、法律に則って適切なやり方で行わなければなりません。

しかし、解体業者の中には、不法投棄などをする悪徳業者も存在します。
ですから、廃棄物の処分をしっかりと行う、信頼出来る業者を選ぶ事が重要なのです。

整地・清掃

家や塀、樹木などの一通りの解体を終えたら、整地・清掃をします。
ただし、整地のやり方は業者によって異なります。

この整地の仕上がりがキレイかどうかは、土地の売れ行きにも関わるのです。
ですから、何をもって整地・完了とするのかを、見積りの際に明確にしておきましょう。

誠実なやり方を守って家を解体してくれる業者を選ぼう

誠実なやり方を守って家を解体してくれる業者を選ぼう

家を解体する際には、信頼出来る業者を選ぶ事が重要です。
先ほどもお伝えしたように、ずさんな工事を行う業者を選んでしまうと、近隣トラブルや事故、違法行為にも繋がります。

誠実なやり方で解体工事を行ってくれる業者を選びましょう。
そのためには、複数の業者から見積りを取って比較をする事がポイントです。

内容を比べる事で、より優良な業者を選ぶ事が出来ます。
また、価格競争に繋がり、費用が安くなる事もあります。

自分で業者を選ぶのは不安だという方は、一括見積りサイトなどを利用しましょう。
このようなサイトでは、厳しい基準で業者を審査していますので、悪徳業者に当たるリスクが低いのです。

ネットで簡単に複数の業者の見積りが取れますから、気になる方は是非一度、利用してみて下さい。

家の解体のやり方のまとめ

家の解体のやり方のまとめ

家の解体のやり方は、事前の準備から残置物の処分、人力解体や重機解体と、一連の流れに沿って行われます。
ライフラインの停止やご近所への挨拶を、忘れないようにしましょう。

また、中にはずさんなやり方で家を解体する業者も存在します。
様々なトラブルを避けるためにも、信頼出来る解体業者に依頼をする事が重要なのです。

事前に複数の業者を比較し、より自分に合う優良な業者を選びましょう。