![津市と解体](https://kaitai-hiyou.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
建て替えやリフォームには、多くの費用が掛かります。
中でも、解体工事の費用は安く抑えたいものですよね。
しかし、解体費用の相場というのは、地域によって異なるのです。
中でも今回は、三重県の県庁所在地である津市の解体費用について、詳しく解説したいと思います。
安く抑えるポイントや、業者の選び方についても、合わせてご紹介しましょう。
Contents
津市の解体費用の単価坪は?
津市で解体工事を行う場合、どれくらいの費用が掛かるのでしょうか。
坪単価や実際の費用例について見て行きましょう。
津市の解体費用の坪単価
津市の解体費用の坪単価は、以下のとおりです。
解体費用の相場は、建物の構造によって異なります。
構造 | 坪単価 |
---|---|
木造 | 3.1万円 |
鉄骨造 | 2.5万円 |
RC造 | 4.1万円 |
鉄骨や鉄筋などを使用した頑丈な建物は、解体するのにも手間が掛かります。
ですから、その分費用も掛かるのです。
ただし、金属はリサイクル出来るため、業者が買い取ってくれる事も多く、その相場によっては解体費用が安くなる事もあります。
また、解体工事ではこの他にも、人件費や燃料代、産業廃棄物の処分代など、様々に費用が掛かります。
解体工事の予算は、相場よりも多めに用意しておきましょう。
津市の解体工事の費用例
津市で実際に行われた、解体工事の費用例を少しご紹介しましょう。
構造 | 坪数 | 費用 | 工期 |
---|---|---|---|
木造2階建 | 28.5坪 | 150.3万円 | 7日間 |
木造平屋 | 70坪 | 248万円 | 12日間 |
鉄骨造2階建 | 45.8坪 | 129.8万円 | 14日間 |
木造2階建 | 31.2坪 | 112.5万円 | 7日間 |
2階建店舗 | 51.3坪 | 140.2万円 | 9日間 |
解体工事には相場こそありますが、実際には様々な条件によって変動します。
ですから、上記はおおよその参考程度にご活用下さい。
また、費用も工期も、当初の予定よりも多く掛かる事があります。
余裕を持って多めに見積もっておく事で、様々な事態にも対応できるでしょう。
津市で解体費用が高くなるのはどんなケース?
![津市で解体費用が高くなるのはどんなケースか](https://kaitai-hiyou.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
解体費用は、その物件の様々な条件によって変動します。
津市での解体工事で、費用が相場よりも高くなるのは、どのようなケースが考えられるのでしょうか。
アスベストを含んだ建物
解体する建物が「アスベスト」を含んでいる場合、解体費用は相場よりも高くなるでしょう。
アスベストとは、1990年代に多く使用されていた、天然の鉱物繊維です。
「奇跡の鉱物」と呼ばれ重宝されていましたが、発ガン性などがある事が発覚。
現在では使用が完全に禁止となっています。
しかし、アスベストが規制される以前に建てられた建物には、未だにアスベストが含まれている可能性があるのです。
アスベストは、細かい繊維から成っており、空気中に飛散しやすいのが特徴。
解体によって飛散したアスベストを吸い込んでしまった場合、様々な健康被害を招く恐れがあります。
アスベストを含む建物の解体は、専門業者が行わなければならないため、費用が相場よりも高くなるのです。
津市にも、古い建物は数多く存在します。
解体したい建物の築年数が古いという方は、事前にしっかりとアスベストの含有について調査を行いましょう。
狭小地での解体工事
狭い土地や入りくんだ場所での解体工事も、費用が高くなる傾向にあります。
例えば、隣接する道路が狭く重機が入れない場所では、本来機械で行う作業を手作業で行います。
その分、多くの人員や工期が必要になり、費用が掛かるのです。
また、隣家との距離が近い場合には、騒音や粉塵対策を通常よりも強化します。
道路事情によっては交通誘導員を置く事も少なくありません。
このように、狭小地での解体工事は多くの手間が掛かるため、費用が高くなる傾向にあるのです。
津市には住宅街も多く、狭小地に建つ建物も多い事でしょう。
そのような場合には、相場よりも多めの費用が必要になるという事を覚えておきましょう。
津市で解体費用を抑えるためのポイント
![津市で解体費用を抑えるためのポイント](https://kaitai-hiyou.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
様々な条件によって変動する解体費用ですが、少しの手間を掛ける事で、相場よりも安く抑えられる可能性があります。
津市で解体費用を抑えるポイントについて、いくつかご紹介しましょう。
津市に解体工事で利用できる補助金制度はある?
津市には、解体工事の際に利用できる補助金や助成金制度が設けられています。
以下のような制度を利用する事で、解体費用は大きく削減できるでしょう。
制度 | 内容 |
---|---|
津市特定空家等除却補助金 | 特定空家に認定された建物の除却の際の費用の一部を補助 |
木造住宅除却事業補助金 | 耐震診断の結果、倒壊する可能性があるとされた住宅等の除却費用の3分の2(上限30万円)を補助 |
津市では上記の他にも、木造住宅の耐震診断を無料で行っています。
家が古く、耐震が不安だという方は、ぜひ利用してみてください。
それによって、倒壊する可能性があると診断された場合は、上記の制度が利用できます。
ただし、このような制度は、無条件に利用できるものではありません。
制度ごとに自治体の定めた基準があり、それを満たす建物の解体時にのみ利用できるのです。
それには、事前の審査やそれに伴う申請が必要ですので、利用を希望する方は前もって手続きを行いましょう。
自分で出来る事は業者に依頼しない
解体費用を抑えるには、業者に依頼する項目を減らすという事もポイントの一つです。
業者に頼まなくても自分で出来る事は、なるべく自分で行いましょう。
- 解体業者探し
- 不要品の処分
- 建物滅失登記
建て替えやリフォームの際に多いのが、建設業者経由での解体業者の紹介です。
紹介なら安心だという方も多いかと思いますが、紹介の場合にはそこに中間マージンが発生するケースがほとんどでしょう。
自分で業者を探して直接契約をすれば、費用は掛かりません。
また、家屋内に残る不要品の処分も、解体の際に業者に依頼する事が出来ます。
しかし、産業廃棄物として処分されるため、費用が割高になるのです。
津市のごみの日や粗大ごみの回収などを利用すれば、大きな家財道具であっても、数百円~数千円ほどで処分する事が出来ます。
そして、解体工事の後に忘れてはならない「建物滅失登記」は、専門家に依頼する事も出来ますが、その分費用が掛かります。
建物滅失登記は自分でも簡単に出来るものです。
書類を揃えて提出するだけで完了しますから、費用を抑えたい方は、ぜひ自分で行ってみて下さい。
複数の業者から見積りを取ろう
解体業者を自分で探そうと思ったとき、やりがちなのが始めから1社に決める事です。
ご近所であったり、知人の口コミなど、理由は様々でしょう。
悪い事ではありませんが、解体費用を抑えたいのなら、複数の業者から見積りを取って比較をしてみて下さい。
価格競争をさせる事で、費用が安くなる可能性があります。
また、見積りの内容を比較する事で、より優良な業者を見極める事にも繋がるでしょう。
簡単に、そして安全に見積りを取るためには、「一括見積りサイト」がオススメです。
ネットで簡単に、複数の業者の見積りを取る事が出来ます。
また、このようなサイトでは、業者を登録の際に厳しく審査していますので、いわゆる「悪徳業者」にあたるリスクを軽減できるのも、オススメのポイントなのです。
当サイトがオススメする見積りサイトには、津市近郊の解体業者も多数登録があります。
気になる方は、ぜひ一度、見積りを取ってみて下さいね。
津市と解体のまとめ
![津市と解体のまとめ](https://kaitai-hiyou.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
津市の解体費用の相場は、坪単価2.5~4.1万円ほどです。
建物の構造や様々な条件によって変動しますから、相場よりも多めの予算を考えておきましょう。
解体費用を安く抑えるには、自分で出来る事は業者に依頼しない事がポイントです。
業者選びも自分で行い、直接契約をしましょう。
また、津市には、解体工事の際に利用できる補助金制度が設けられています。
そのような制度を利用する事でも、費用は大きく削減できるでしょう。