リフォームや老朽化などにより、ブロック塀を解体したいと考えている人もいる事でしょう。
ブロック塀だけを解体する場合、費用はいくらぐらいかかるのでしょうか。
また、業者に頼まず自分で解体する事は可能なのか。
詳しく見ていきましょう。
Contents
危険なブロック塀は解体した方が良い
古くなったブロック塀は、解体した方が良い物があります。
そのままにしておくと、地震や自然災害などの際に崩れる恐れがあるからです。
解体した方が良いブロック塀とは、具体的にどのような物なのでしょうか。
解体した方が良いブロック塀の見極め方
放っておくと危険な、解体した方が良いブロック塀にはどんな特徴があるのでしょうか。
素人でも分かりやすいポイントは以下の通りです。
- 築30年以上経っている
- 傾いている
- ヒビが入っている
- 高すぎる
- 見るからにボロボロである
上記のような特徴のあるブロック塀は、早めに解体した方が良いでしょう。
ちなみに、ブロック塀の高さは「2.2m以下」と条例で決められています。
これを基準にして明らかに高いブロック塀は、危険なのです。
ブロック塀の解体費用の相場は?
ブロック塀の解体費用はどれくらいなのでしょうか。
詳しく見ていきましょう。
ブロック塀の解体費用
ブロック塀だけを解体する場合、費用の相場は1㎡あたり1万円~5万円ほどだと言われています。
高さ5段、横に3列のブロックを並べた大きさが、だいたいの1㎡の大きさです。
ただし、隣接している道の幅や家との位置関係などにより、費用は異なります。
事前にしっかりと見積もりを取り検討しましょう。
ブロック塀の解体費用を抑えるには?
ブロック塀の解体費用を抑えるには、複数の業者から見積もりを取る事がポイントです。
解体費用とは、業者によって数十万円もの差が出る事も珍しくありません。
また、もしも他にこれから解体する予定の物がある場合は、一緒に解体してしまいましょう。
まとめて行う事で、ブロック塀単独で解体するよりも諸費用などを抑える事が出来ます。
ブロック塀の解体に補助金が出る!?
ブロック塀を解体するにあたって、補助金が出る地域があります。
しかし、これは自治体によって異なる上、条件もあるようです。
ブロック塀の解体を考えている場合は、事前に自治体に確認をしてみましょう。
補助金が出る場合、書類の申請などが必要になる事が考えられます。
ですから、必ず工事が始まる前に手続きをしましょう。
ブロック塀の解体はdiy出来る?方法は?
ブロック塀は、業者に依頼せずに自分で取り壊す事も不可能ではありません。
ハンマー等の道具があれば、壊すのは簡単でしょう。
しかし、ブロック塀には鉄筋が入っていますし、方法を誤ると危険なのです。
必ず一人で行わず、数人で作業をしましょう。
ブロック塀を解体する時の注意点
家の境界線にあるブロック塀などは、お隣さんとの共有の物である場合もあります。
そのような場合は、解体するにあたって許可が必要なのです。
また、所有権が半分隣の住民にあっても、解体費用はこちらが全額負担しなければなりません。
ご近所トラブルにならないよう、事前にしっかりと話し合いましょう。
ブロック塀の解体についてのまとめ
古くなったブロック塀には、放っておくと危険な、解体した方が良い物もあります。
見た目で分かるほど老朽化が進んだブロック塀は、早めに解体しましょう。
ブロック塀だけを解体する場合の費用の相場は、1㎡あたり1万円~5万円ほどです。
しかし、条件や業者によっても異なりますから、事前に複数の業者からしっかりと見積もりを取りましょう。