台東区の解体

江戸時代より下町が形成され、浅草寺などの重要文化財で知られる歴史的な街「台東区」。
古い建物も多く、近年では建て替えや除却工事も多く行われているようです。

そんな台東区ですから、これから所有する建物の解体工事をしようとお考えの方もいる事でしょう。
気になるのが費用ですが、実は解体費用の相場は、地域によって異なります。

そこで今回は、東京都台東区で解体工事を行った場合の費用について、詳しく解説しましょう。

台東区の解体費用の単価坪は?

東京都台東区で、解体工事を行う場合、どれくらいの費用が必要なのでしょうか。
平均的な坪単価や、実際の費用例についてお伝えしましょう。

台東区の解体費用の坪単価

台東区の解体費用の坪単価は、以下のとおりです。
建物の解体のみに掛かる費用の相場ですが、参考にして下さい。

構造 坪単価
木造 3.8万円
鉄骨造 4.9万円
RC造 6.8万円

台東区の解体費用の相場は、東京都の中では比較的安い方だと言えます。
上記のように、解体費用の相場は建物の建築工法によって異なります。

鉄筋や鉄骨を使った建物は頑丈な分、解体する際に特殊な重機や多くの作業員、工期が必要です。
その分、人件費や現場の維持費もかさみ、費用が高くなります。

また、解体工事では建物の解体以外にも、多くの工程を踏みます。
上記の他にも、様々な費用が掛かるという事を、覚えておきましょう。

台東区の解体工事の費用例

台東区でこれまでに、実際に行われた解体工事の事例をいくつかご紹介します。

構造 坪数 費用 工期
木造2階建 60坪 262万円 18日間
木造3階建 36坪 135万円 10日間
鉄骨造3階建 42坪 203.6万円 20日間
木造2階建 14坪 95万円 9日間
木造2階建アパート 78坪 245.6万円 25日間

解体工事には、リフォームや内装解体、建て替えや完全に更地にしてしまう場合など、様々なケースが存在します。
更に、建物が建っている条件も、その物件ごとに異なるのです。

ですから、相場とはかけ離れた事例も、珍しくありません。
例え、同じような構造や広さの建物の事例でも、費用まで同じになるとは限らないのです。

解体事例は、おおよその参考程度に、ご活用下さい。

台東区で解体費用が高くなるのはどんなケース?

台東区で解体費用が高くなるのはどんなケースか

様々な要因によって変動する解体費用ですが、予想していたよりも高くなってしまったというケースは、少なくありません。
どのような条件で、解体費用は高くなるのでしょうか。

台東区で解体費用が高くなるケースについて、詳しく見ていきましょう。

アスベストを含んだ建物

下町情緒あふれる台東区。
古くからそこに建つ建築物も多い事でしょう。

老朽化した建物の解体をお考えの方は、費用が高くなってしまう可能性があります。
なぜなら、「アスベスト」が含まれている可能性があるからです。

建物を解体する際に飛散したアスベストの繊維を吸い込むと、肺に刺さり様々な症状を引き起こします。
危険を伴うため、専門業者による処理が義務づけられており、その分高い費用が掛かるのです。

アスベストとは、天然の鉱物繊維の一種。
耐熱性や耐久性に優れていたため「奇跡の鉱物」と呼ばれ、1990年代ごろまで建材に多く使用されていました。

後に健康被害が発覚し、現在では使用が禁止されています。
しかし、アスベストの使用が主流であった時代に建築された建物には、未だに含まれている可能性があるのです。

古い建物の解体工事をお考えの方は、事前にアスベストの含有調査を行いましょう。

狭小地での解体工事

どれだけ手間が掛かるかによって、解体費用は変動します。
狭小地や変形地での解体作業は非常に手間を要するため、費用が割高になるのです。

作業車や重機が入るスペースがない場合も多く、様々な事が手作業となるケースも少なくありません。
本来機械で行う作業を人の手で行う訳ですから、工期が延び人件費や現場の維持費はかさみます。

また、がれきなどの廃棄物の運搬に関しても、手作業では効率が落ちるため、コストが掛かるでしょう。
交通誘導員を設置する場合には、その分の費用も掛かるのです。

このように、狭小地での解体工事には、多くの費用が掛かります。
台東区のように下町の栄える地域には、住宅密集地も多い事でしょう。

狭い土地に建つ建物の解体工事をお考えの方は、相場よりも高い費用が掛かる可能性について把握しておきましょう。

台東区で解体費用を抑えるためのポイント

台東区で解体費用を抑えるためのポイント

様々な条件によって変動する解体費用。
しかし、高くなるばかりではありません。

ここからは、台東区で解体費用を抑えるためのポイントについて解説しましょう。

台東区に解体工事で利用できる補助金制度はある?

台東区には、解体費用の削減に役立つ補助金や助成金制度が設けられています。

制度 内容
不燃化特区内の危険老朽建築物除却助成 不燃化特区内の昭和56年5月31日以前に建築の延焼を防止する上で危険と認められる建築物の、除却等に要した費用の一部を助成
子育て世帯住宅リフォーム支援制度 小学生以下の子供を扶養し同居している方が、安全に安心して子育てが出来る居住環境の整備を目的としたリフォーム工事を行う際に助成金を交付
老朽建築物等の除却工事費用の助成 耐震診断の結果等により倒壊の危険性が高いと判断された建築物の除却に要する費用の一部を助成
民間建築物アスベスト対策費(調査・工事)助成 区内でアスベスト含有の可能性がある建築物の調査、対策工事に要する費用の一部を助成

このように、台東区には様々な補助金制度が設けられ、内容も充実していると言えます。
補助金や助成金制度を利用する事で、解体費用の削減に繋がるのです。

しかし、これらの制度を受けるには、いくつかの基準があります。
それを満たす場合にだけ、補助金が交付されるのです。

事前の申請や審査が必要ですから、希望する方は工事が始まる前に手続きを行いましょう。

自分で出来る事は業者に依頼しない

解体費用を安く抑えるために、「業者に依頼する項目を減らす」という方法があります。
解体工事では、建物の解体以外にも、廃棄物の処分代やカーポートの撤去、外構の解体など様々な付帯工事も行います。

その中で、自分で行える事をするだけでも、意外に多くの費用を削減できるのです。
例えば、DIYが得意な方は、倉庫やカーポート、ウッドデッキなど、解体できそうな物は事前に取り壊してしまいましょう。

また、建物内に残る不要品は、業者に処分を依頼すると産業廃棄物として見なされる為、費用が割高になります。
地域のごみの日に出すか、大きな家具などは台東区に粗大ごみとして回収してもらいましょう。

建物滅失登記などの届出も、専門家に依頼をせず自分で行えば費用はほとんど掛かりません。
自分で出来る簡単な届出に関しては、チャレンジしてみると良いでしょう。

ただし、登記や届出には期限がありますので、余裕をもって手続きをしましょう。

複数の業者から見積りを取ろう

建替えやリフォームの場合に多いのが、工務店やハウスメーカーから解体業者を紹介されるというケースです。
しかし、紹介の際には殆どの場合、中間マージンが発生しています。

中間マージンは、実に解体費用の約10パーセントとも言われているのです。
ですから、解体業者は自分で探して直接契約をしましょう。

その際に、複数の業者から見積りを取って比較するのがポイントです。
業者同士を競わせる事で、費用が安くなる事があります。

「業者探しは面倒」「悪徳業者にあたらないか不安」という人にオススメしたいのが「一括見積りサイト」です。
ネットで簡単に、複数の業者の見積りを取る事が出来ます。

このようなサイトでは、登録の前に業者を厳しく審査しています。
ですから、安全性が高いという点でもオススメ出来るのです。

当サイトがオススメする見積りサイトには、台東区周辺の解体業者も多数登録しています。
気になる方は是非一度、利用してみて下さい。

台東区と解体のまとめ

台東区と解体のまとめ

東京都台東区の解体費用の相場は、坪単価3.8~6.8万円ほどです。
頑丈な建物ほど費用が高くなる傾向にあります。

台東区で解体費用を抑えたいのなら、区が運営する補助金や助成金制度を利用しましょう。
それぞれに条件はありますが、利用する事でトータル的に解体費用を抑える事が出来ます。

また、中間マージンを削減するために、業者探しは自分で行いましょう。
事前に複数の業者から見積りを取る事で、価格競争に繋がります。

見積りサイト等を利用すれば、解体工事に詳しくない方でも、安心・安全に解体業者を探す事が出来るでしょう。