建物は残したまま、内装のみを解体する事を「内装解体」と言います。
賃貸物件などで見かける事も多いものです。
また、一般的な家屋でも、リフォームの前などに行います。
内装解体は、建物の重要な構造を保ったまま内装だけを解体するという事。
通常の解体工事に比べ、、高い技術や計画性が必要となるのです。
そんな、内装解体の費用の単価は、いどのくらいなのでしょうか。
詳しく見ていきましょう。
Contents
内装解体工事の費用の坪単価は?
内装解体工事の坪単価とは、どれくらいかかるものなのでしょうか。
様々な事例などを参考に、まとめてみました。
内装解体工事の単価表
内装解体工事の坪単価の相場を、表にしてみましたので参考にしてみてください。
アパート・マンション | 15,000円~45,000円 |
オフィス・ショップ | 13,000円~42,000円 |
飲食店 | 13,000円~40,000円 |
平均的な坪単価はこちらのようになります。
しかし、物件の面積や解体範囲、内装の状態や階数、立地条件によっても費用は大きく異なるでしょう。
依頼する解体業者によっても単価に大きな開きがあります。
また、オスベストを含む場合には専門業者による除去工事が必要となりますから、さらに費用は加算されるでしょう。
内装解体の単価・費用の事例
内装解体の工事の事例を少しご紹介しましょう。
・オフィス内装解体(延床面積70坪) 420,000万
・マンション内装解体(延床面積30坪) 890,000円
・美容室内装解体(延床面積19.5坪) 500,000円
・飲食店内装解体(延床面積12坪) 230,000万円
・ショップ内装解体(延床面積24坪) 850,000円
・飲食店内装解体(延床面積15坪) 1,008,000円
・美容室内装解体(延床面積11.8坪) 1,200,000円
・ショップ内装解体(延床面積24坪) 850,000円
・一般住宅内装解体(延床面積14.8坪) 445,000円
これらは事例ですから、絶対にこの金額で出来るというわけではありません。
例えば、飲食店での大型冷蔵庫や業務用キッチンの処分があったり、警備員や交通誘導員をつけなければならないなど、その他の様々な条件によっても費用は変わります。
必ずしも「坪数=解体費用」という訳ではありませんが、大体の予測をする上で参考にしてみてください。
内装解体工事の費用の単価を抑えるには?
内装解体工事の費用を抑えるには、まず店舗や家屋に残る不用品の処分をどうするのか考えてみましょう。
不用品の処分はほとんどの場合、解体業者に依頼する事が出来ます。
ただし、物によっては自分で処分した方が安くなる場合もあるのです。
例えば、木製の家具やプラスチック、スチール製の物は、内装解体で出た廃棄物と一緒に処分してもらった方が費用を抑えられるでしょう。
しかし、書物や衣類、布団、電化製品などは、粗大ごみや地域のリサイクルセンター、リサイクルショップなどを利用した方がお得な場合が多いのです。
ちなみに、テレビやエアコン、冷蔵庫やパソコンなどの電化製品は、リサイクル家電にあたり地域で回収が出来ない不用品ですから、自治体の方針に従って正しく処分しましょう。
内装解体工事の単価を抑えるには複数の業者から見積もりを取ろう
内装解体工事の費用の単価を抑えるもう一つのポイントは、事前に複数の業者から見積もりを取る事です。
業者同士を競わせる事で、解体費用が安くなる可能性が高いでしょう。
一括見積もりサイトなどを利用するのもオススメです。
登録の時点で業者をふるいにかけていますから、いわゆる「悪徳」と言われるような業者を避ける事も出来るでしょう。
内装解体の坪単価について事前の相談はしっかりと
内装解体の坪単価や費用に関してのトラブルを防ぐためにも、事前の打合せや相談はしっかりと行いましょう。
後から聞いていなかった費用を請求されたり、工事が始まってから家具や廃棄物の処分をどうするのか考えていてはお互いに困ってしまします。
こちらは素人ですから、疑問に対して親身になって受け答えをしてくれる信頼出来る解体業者を選びましょう。
内装解体工事の単価のまとめ
内装解体工事の坪単価の相場は、13,000円~45,000円ほどでしょう。
しかし、依頼する解体業者によって異なるのは勿論、物件の状態や条件によっても大きく異なります。
費用や工事に関する事は、事前にしっかりと打合せや相談をしましょう。
そのためにも、自然に複数の業者から見積もりを取り、信頼出来る解体業者を選ぶ事が重要なポイントです。