現在日本で働く外国人労働者は、108万人にも及ぶといわれています。
建設業界でも、多くの外国人が活躍しているようです。
解体工事を行う業者の中にも、外国人を雇っている会社は多く、戦力となっていると聞きます。
しかし、外国人の作業員を見かけると話しかけづらかったり、大丈夫なのかと不安に思う人もいるようです。
外国人が働く解体業者は、実際どうなのでしょうか。
そこで今回は、外国人の作業員がいる解体工事業者について、詳しくお話したいと思います。
Contents
外国人が解体工事をしていると近隣に不安を与える?
近所の解体工事の現場に外国人の作業員がいるというだけで、不安に思う人もいるようです。
実際に、外国人による事件やトラブルはニュースでも取り上げられる事がありますから、無理もないかもしれません。
実際に、どのような事で不安を感じるのでしょうか。
詳しく見ていきましょう。
言葉の壁や文化の違い
外国人の作業員とは、言葉の壁や文化の違いがある事も考えられます。
日本語がどれくらい話せるかという点では、個人差があるでしょう。
しかし、日本へ来てまだ日の浅い外国人の場合は、意思の疎通を図るのが難しいため、不安に思う人もいるようです。
また、文化の違いもあるため、日本では常識となっている事が通じないという不安もあるのです。
現場で質問をしようとしたら言葉が通じず分からなかったり、工事前のあいさつに外国人が来てビックリしたというようなケースもあります。
解体工事の依頼をした業者に、外国人の作業員がいる場合もあるでしょう。
その場合、ご近所が不安に思うであろう事を事前に相談しておくと良いでしょう。
外国人労働者はホントに良くない?
接客業などのように、高い日本語力を求められない建設業は、外国人にとって働きやすいと言われているようです。
また、体力を使う現場での仕事は近年日本人の就職希望者も減ってきており、会社としても外国人を雇う事は戦力となっています。
実際に、解体工事の現場でも一生懸命で真面目に働く外国人作業員は多くいるのです。
作業員が外国人かどうかはどうやって確かめる?
外国人の作業員がいるかどうかを確かめておきたい人は、どうしたら良いのでしょうか。
ここは、見積りの際に遠慮せず聞いてしまいましょう。
今まで問題は無かったか、どれくらいコミュニケーションが取れるかなど、聞いておく事でご近所にも伝える事が出来ます。
また、気をつけて欲しい点などもしっかりと解体工事業者に伝えておくと良いでしょう。
外国人がいる解体工事業者だからというのは偏見
外国人が起こした事故や事件はニュース等でも目立ちます。
しかし、それは日本人でも起こす可能性は十分にある事。
「外国人」というだけで全てを一くくりにし、疑うのは偏見です。
実際に、真面目に働く外国人労働者は多く、日本の産業を支えてくれています。
人種に囚われずコミュニケーションをしっかりと取る事が重要と言えます。
外国人の作業員が働く業者に解体工事を依頼する場合、ご近所への挨拶の際に伝えておくと良いでしょう。
外国人の作業員がいる事、会話はどれくらい出来るか等、先に話しておく事で近隣住民の不安を少しでも取り除けるかと思います。
作業員が外国人でも信頼出来る解体工事業者を選ぼう
これまでお話してきたように、作業員に外国人がいるからと言って、良くないという事はありません。
重要なのは、信頼出来る解体工事業者を選ぶ事です。
それには、始めから1社に決めるのではなく、複数の業者から見積りを取る事がポイント。
見積りの内容や金額を比較する事で、より自分に合った優良な業者を選ぶ事が出来るのです。
しかし、いくつもの業者にアポを取ったり足を運ぶのは、大変手間がかかります。
そんな時に役立つのが「一括見積りサイト」です。
ネットで簡単に、最大3社までの見積りを取る事が出来ます。
このようなサイトでは、独自の審査基準により業者をふるいにかけています。
ですから、悪徳業者にあたる可能性が低いのも、オススメのポイントなのです。
解体工事と外国人のまとめ
解体工事の現場で外国人が働いていると、大丈夫なのかと不安に思う人もいるようです。
言葉の壁や文化の違いなどがありますから、仕方のない事かもしれません。
しかし、真面目に働く外国人労働者は建設業界に限らず多く、日本の産業を支えてくれています。
外国人の作業員を持つ解体業者だからと言って、悪いという訳ではありません。
重要なのは、その業者が信頼出来るかどうか。
複数の見積りを取り、自分に合った信頼出来る解体業者を見つけましょう。